一人一人の小さな力でも大勢集まって大きな仕事。
美容生活衛生同業組合は、昭和32年環衛業者の育成を目的とする「環衛法」に基つ”いて設立された特殊法人です。現在、組合員のお店の経営安定や美容技術の向上と業界の発展を図るため、自主的な活動を行っております。

美容師の資格を守ろう。
美容業は、美容師法に基つ”き、国家資格免許を与えられた美容師だけに営業を許可された職業です。その理由は感染症などから消費者の健康と安全を守る為には専門的な知識が必要だからです。感染症などの恐怖から消費者をまもる最後の砦が、個々の美容師の知識と対応だと云っても大架裟ではありません。ところが、昨今、内閣の構造改革の方針により、特区及び規制緩和の波が押し寄せています。育成施設に教育実習施設としての美容所の開設や当該施設における在籍学生の実習教育の認可、また理容師・美容師混在店の認可などの要望が繰り返し提出されています。また、安売り店に代表される、異業種からの参入も増えております。これらは、美容師制度の根幹をも揺るがしかねない問題であり、組合としても美容師法を守るために各方面に働きかけを行っております。是非、一人でも多くの美容師オーナーに組合に加入していただき、みなさんの力を結集しましょう。